がんと共存する方法は

暮れから正月にかけて、週刊文春の原稿を書いていた。
第3週(木曜日)に発売になりますから、ぜひお読みください。


その原稿の取材で、東京・銀座で開業している福田一典医師にお目にかかった。
がんが再発したり、末期のがんと診断されたり、もしくはもう治療法がないといわれたりした、がんの患者さんに、漢方薬サプリメントを処方し、治療成績を上げている。


そこで、がんと共存していく方法はないのだろうか、という話になった。


順天堂大学の白澤卓二教授は、以前東京都老人総合研究所にいて、100歳近くになった亡くなった人をたくさん解剖してきた医師から、超高齢者といわれる90歳や100歳の人を解剖すると、ほとんどの人にがんがあるという話を聞いたという。
ここで、ポイントなるのは、がんが原因で亡くなる人は少なく、老衰とか肺炎などの呼吸器疾患で亡くなる人が多いことだ。
がんがあるのに、がんでは亡くならない。
それは、がんがあっても、共存しているからではないか。


そこで、福田医師と、長生きすることが結果としてがんに負けない、もしくはがんと共存できるからだをつくっていることになるのではないか、という話になった。


自分のからだに力をつける。それはがんに対抗するだけでなく、からだを守ってくれる。免疫力だけでなく、少し大げさにいえば生きる力を持つことだ。それが長寿にもつながる。


がんに関していえば、食事はとくに大切で、週刊文春の記事の中でも、サプリと同様に食事法なども紹介している。


ぜひ、お読みください。


ところで、このブログの下部に
わたしにはまったく関係のない、収入にもならない広告が入っています。
しかも、その健康食品には効果がないようです。
困ったものだ。