2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

川瀬巴水、かわせはすいと読む

川瀬巴水は、大正から昭和にかけて日本全国を旅し、各地の風景を版画におさめている。愛好家の間では、「昭和の広重」とも呼ばれている。日本ではあまり知られていないが、海外では人気が高く、版画も高い値段で売り買いされていると聞く。 彼の版画のなかで…

さて、ほんのちょっと一段落

昨年末から続いていた3冊2月同時刊行予定のうち2冊の見通しがたった。デザインも上がり、おおざっぱであるが、チェックが済み、これから先生方に再度確認してもらい、イラストをラフと本番の入れ替えをして、ゲラの校正をすませば、本になる。 いや、たい…

マイナス10度以下の世界について

外気温、外の温度がマイナス10度を下回ると、水道の水が出なくなる。こちら(八ヶ岳の南麓)では、水道管は家の中に設置しない。もし凍結して、水道管が破裂した場合修理がしにくいので、外に敷かれている。 その水道管には、ヒーターがついていて凍らない…

編集者のお仕事3

年末から年始にかけて少し休んだために、編集者としての仕事に追われる毎日。2月に3冊の本を出さなければならず、どの本を優先的に取り組むべきかということもあるが、目の前のことをやるしかないと、まぶたの本は手こずることがわかっているので後回しに…

おそらく生かされている

老いない、病気にならない、方法作者: 白澤卓二出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/11/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (16件) を見る この本を書き終わってしばらくたって、何か非常に物足りない印象があった。それは、いくら…

会話力というのがある

義父の家で正月を過ごした。義父と話そうと思っているのだが、なかなか話すことが見つからない。政治のこと、経済のこと、日本の行く末、さらに家族の有り様など、話すことはたくさんあるはずなのに、義父が何かいう前に、いうことがわかっている。新しい観…

明けまして おめでとう ございます

ようやく自宅に戻った。昨年の暮れからカミサンの実家で義理の父といっしょに正月を過ごしてきた。93歳になる義父はふだん義理の姉夫婦と同居している。毎年正月にはこちらにきて過ごしていたが、高齢で動作も鈍くなってきているので、ここまでくるのが心…