2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

会いたい人に会いに行く

毎年、夏に学生時代の友人が訪ねてくる。 彼は、身近な人の死をきっかけに、会っておきたいと思った人に会いに行くことにしたという。 会えるときに会っておかないと、会う機会を失ってしまう、と思ったらしい。 そこで、年に一度だが神奈川からわたしに会い…

自宅で亡くなるために必要なこと

自宅で亡くなる人は統計(2009年)をみると、12・4%。死亡者の1割しか自宅で亡くなっていない。 終末期の療養場所に関する希望というデータがあるが、「自宅で療養して必要になればそれまでの医療機関に入院したい」人が23%、「自宅で療養して、…

自宅で亡くなるために

『自宅で死にたい』という本を書いた。 最期を自宅で迎えたいと思っている人は多い。しかし、なかなかその希望が叶えられない。 病院で医師に診てもらい、最期を迎えることが当たり前になり、自宅で最期を迎えるために何をすればいいのか、何をしてもらえば…

幻となったあとがき

吉田松陰といえば、誰もが知っている幕末の英雄である。 彼は、安政の大獄と呼ばれる幕府の弾圧によって、斬罪されている。安政の大獄では、ほかには橋本佐内なども斬罪。謹慎、隠居を申し渡された藩主も多く、一橋慶喜もそのひとり。安政の大獄は幕末を象徴…

『自宅で死にたい』が紹介されました

尊敬する医療ジャーナリスト丸山寛之さんが 拙書『自宅で死にたい』を抄録してくれました。 わたしがいいたかったことが、的確に紹介されています。 全文を転載させていただきます。 猛暑の午後、1冊の本を読んだ。 蒲谷茂著『自宅で死にたい しあわせな最…