2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

えせ科学

似非とも書く。「似ているが実はそうではない。にせの」という意味である。 えせ科学が結構はびこっている。モーツァルト効果もそうだ。1993年にアーバイン大学のゴードン・ショーという物理学の先生が、ラット(ネズミ)を使い、モーツァルトを聞かせる…

科学的

「あるある大事典」でも「ためしてガッテン」でも、実験がよく行われる。いつも気になるのが、実験で使われる被験者の数が少ないことだ。10人、20人という数で、その実験の正当性が立証できるのだろうか。 どのくらいの数の被験者を集めれば、実験として…

牛乳について

牛乳がアレルギーの原因になるのではないか、という話を聞いたことがある。牛乳は、ヨーロッパでも北部在住の人々、おもに狩猟民族が飲んでいるもので、肉食が中心の人たち。緯度いえば、日本よりずっと北になる。アジアに住む農耕民族は、主食はおもに穀類…

食べすぎる食卓

どうしても食べすぎてしまう人。やせようと思うのだが、なかなかできない人。こういう人はたくさんいます。 肥満者の中で、出されたものはなんでも食べてしまう、食欲のコントロールがきかない、いくらでも食べられる、こういう人は病的な肥満者である。 肥…

やはり食卓から

食卓に供される食材に関して。 以前、子どもの肥満の取材をしていたとき、太ってしまった子どもたちが描いた食材の絵を見せてもらったことがある。食材といっても、むずかしいものではない。魚、鳥、豚、牛、野菜の類である。 その中で、魚の絵だといって見…

食卓では

人は食べなければ生きていけない。 食べながら、死に至る病気も作っている。 生きるためだけで食べていたら、どんなものを食べるだろうか。 あるとき、栄養学の大家に、どのような食事をされていますか、と聞いたところ、箸もおもむくままに、という答えが返…

食卓にて

食べるときに心がけたいこと。 それは、ゆっくりよく噛んで食べる。仕事がら、というと、納得しない人もいると思うが、早く食べることを義務づけられていた。たとえば、座談会に臨むとき、場所が料亭のような場合、料理を運んでくる目安として、食べ終わった…

食卓から

毎朝の食事は、ほとんど定番。ご飯、みそ汁、納豆、シラス干し、ダイコンおろし。これに漬け物がつくが、わたしは漬け物はほとんど食べない。 並んだものを見ていると、醤油をかけたくなるものばかり。納豆、シラス干し、ダイコンおろしとくれば、醤油は欠か…

移植2

いま、むし歯、歯周病に関する最新知識をまとめた本(イラストや図解をたくさん使って誰にもで簡単に読めてわかりやすい、病気の絵本。小学館ビジュアルブックシリーズの1冊)を作っている。その取材で知ったのだが、親知らずを移植するという方法があると…

タミフル

厚生労働省がタミフルの10代への使用を制限した。タミフルを服用後、異常な行動を起こす子どもがあり、10代になると親もコントロールできないために、10代に限って使用しないように指導を出したのである。因果関係ははっきりしないといいながら、問題…

移植について1

病気の腎臓を取り出して移植していた万波医師の手術のほとんどが認められないと否定された。 わたしの腎臓も片方が萎縮していて機能していない。もう片方も具合が悪く、いずれは透析しか方法がないといわれている。 そこで、腎臓移植という方法がある。毎週…

食べたあとで

先日、「ダイマグラばあちゃん」というドキュメンタリー映画を観た。 山の中でほとんど自給自足の生活を送っている、おばあちゃんとおじいちゃんが主人公だが、90歳を超えたおじいちゃんが亡くなる前に、「これで、オレのくそも終わりだな」とつぶやく場面…

簡単な足し算

NHKスペシャルで、認知症のお年寄りに、6+3、4+3、2+7のような簡単な計算と昔話を音読してもらったところ、認知症で日常生活を助けなしにはおくれなかった高齢者が、すすんで食事をするようになったり、挨拶を交わすようになったりするという特…

新聞ウォーキング

毎朝新聞を取りにウォーキングをしている。近くといっても歩いて20分ほどのコンビニに20軒分の新聞が届けられる。そこに新聞をとりに行く。都会と違って、新聞が戸配されないために、取りに行くのだが、この習慣もそろそろ1年になる。 新聞取りをするま…