48時間

12月12日の朝日新聞の朝刊に、わたしの知り合いの記事が掲載されていた。幼児虐待が毎日のように報道されるが、埼玉では通報があってから、48時間以内に必ず児童福祉士が、通報された現場に行き、自分の目で確認することになっているという。この時間を切って、必ず行くことを推奨したのが、わたしの知り合いの藤井東治氏である。彼はカミさんの知り合い。わたしも大学生のころ、何度も見かけている。彼が、今年の8月にくも膜下出血で亡くなった。お葬式は会葬者でいっぱいだったという。「へえ、大学のころとずいぶんイメージが違うな」と思っていたところ、新聞の記事である。藤井氏は、その場でできることを提唱した。できることを引き延ばしにしない。これが大切。わたしもそうありたい。