そこそこ主義

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 人はいずれ死ぬ。ピンピンコロリが理想だというが、無理でしょう。
 死ぬまでピンピンしていて、ころりと逝くのは無理。
 病を得て、だいぶ苦しむか、少々苦しむかして、この世とおさらばする。
 できるだけ苦しまずに死にたいものだ。
 その方法を知りたい。苦しい病気ではなく、淡々と人生を終わる。
 そのためには、何をすればいいのか。
 まず、自分がかかりそうな病気を調べてみよう。
 病気は、遺伝的要因と環境的要因から起こる。環境的要因が大きいのだが、遺伝的要因も無視できない。まず、あなたの両親、兄弟、どんな病気に悩み、どんな病気でなくなったか。それを調べてみよう。そして、その病気の実態を知ろう。
 これが、自分の死をつかむひとつの方法である。