カミサンの薬疹から

 耳鼻咽喉科の医師に多いに疑問を持った。
 診察のときに、頬骨、首のリンパ腺などをさわったり、痛みの有無を確認した上で、副鼻腔炎かもしれないとレントゲンを撮ったこと。頬骨に痛みはなく、リンパ腺も腫れていない、ハナに副鼻腔炎の可能性がみられないのに、なぜレントゲンを撮ったのか。
 自らの診察に自信が持てなかったのか。
 次に、なぜ気管支喘息の薬を処方したのか。
 ぜん息特有のゼーゼーという喘鳴もない。念のために処方するなら、服用時の注意事項をきちんと伝えなければならない。ファーストチョイスをするべきものだったのか。はなはだ疑問である。
 レントゲンといい、気管支喘息の薬の処方といい、多いに疑問を持った。
 もし、気管支喘息を疑うなら、気道検査や血液検査をしたほうがよかったのではないだろうか。気管支喘息の処方が少し簡単に行われているようで、少し怖い気がした。
 ギャラリーカフェで働いている手前、お客さんに不愉快な思いをさせたくない、早く治したいと処方されて薬をすべて飲んでしまったカミサンが悪いとは誰もいえないだろう。
 それにしても、レントゲンだけでなく、CTなどの画像診断、血液検査が普及するにしたがって、医師の診察能力が落ちているような気がする。これは怖いですね。