人はなぜ死ぬのか

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」

 昨日は、この本の著者に取材をしてきた。今秋に白澤先生で、新しい本を出版するためである。
 長寿遺伝子の取材中に、人はなぜ死ぬのか、という話になり、白澤先生が、
「人は、あとからくるものに道を譲るために死ぬようにプログラミングされているのではないか」
 とおっしゃった。
 長寿遺伝子の研究をしていると、ある意味日常的に実験などでも常に死に直面する。
 死を自然と考えるようになり、人が死ぬ理由を先ほど述べて言葉で表現したのである。
 なかなか深い言葉である。
 長寿遺伝子の研究者の言葉だけに、説得力がある。