知ってる、知ってる

週刊文春の11月1日号で、「誌上人間ドック」という記事を書きました。
そのなかで、何気なくしている生活の中の習慣を取り上げました。22項目あります。間食が多い、脂っこいものが好き、きのこや海藻はあまり食べない、早食いである、座ってする仕事が大半であるなどですが、思い当たることがあると思います。


こうしたことはからだによくない、というのは知っているよ。
といわれそうです。


しかし、知っているからそんな悪いことはしていません、という人は少ないような気がします。
反対にウォーキングがからだにいいことはよく知っている。でも、やっていませんという人がいます。
「知っている」と「やっている」、もしくは「知っている」と「やっていない」はイコールではないのです。


わたしの話を聞いて、うなづいてくれる人がいます。
わかりました、という顔をします。
うれしくなりますが、本当にやってくれるかどうかは、わかりません。


やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば人は動かず

という山本五十六の言葉があります。
人を動かすことはむずかしい。


わかっている、わかったということは、本来なら行動に移すことです。
行動しないということはわかっていないのです。


今回の週刊文春の記事は、そんなことは知っているよと内容だったかもしれませんが、やっていますか? と問いたい。

簡単な誰にでもできる健康法で、すぐにできることです。

ぜひやってください。


もっとやりたくなるように書かねば。
わたしの筆力のせいかも。