祈りと快感物質

今日は祈りについて話したいと思います。
宗教家ではないので、祈りの一般的な効果とでもいいましょうか。

先ごろ、フランスのパリでテロ事件があって、多くの人が犠牲になりました。
フェイスブックで、フランス国旗の三色を登録している自分の顔などにかけて、祈るというようなことが行われていました。
亡くなられた方を偲び、祈るというのはごく普通の行為です。
しかし、祈るだけでは、解決されないこともたくさんあります。


祈りと対象となるものはなんでしょう。

自然、命、自分の力ではできないこと。

しかし、人ができることは人がしなければいけない。



祈るという行為は、わたしたち日本人ではひとつではないですね。
キリスト教では、祈る対象はひとつの神ですが、わたしたちは八百万の神に祈ります。
朝日、夕日、山々、大地、滝などの自然現象も祈りの対象になります。



いま住んでいるところを、ウォーキングで歩きまわっているのですが、古くから住んでいる人も多く、小さな社、お地蔵さん、野仏などをよく見かけます。
最近、見つけたのは、石の曼荼羅薬師如来聖観音菩薩、大日如来阿弥陀菩薩、釈迦如来の5つの仏が、虚空蔵菩薩をとり囲んでいます。五智六尊仏(写真上)といいます。
あな地蔵(写真下)というものありました。小さなお地蔵さんが小さな穴の中に鎮座しています。病気平癒のご利益があるといいますから、ちょっとお祈りしてきました。



わたしは祈るという行為は、素晴らしいと思っています。
ふだんから祈るようにしたいですね。



病気の平癒を祈りますが、何もしないというわけではありません。
自分でできることは何か、と考え、調べ、実行しています。



祈りで他人にこころを寄せることが何より大切。
人のために祈ると、脳の中で快感物質が分泌され、幸せと感じたり、記憶力、免疫力が増すそうです。
人のために祈りましょう。



クリスマス、お正月と祈るチャンスがたくさんあります。

祈ることを習慣に。