移植2

 いま、むし歯、歯周病に関する最新知識をまとめた本(イラストや図解をたくさん使って誰にもで簡単に読めてわかりやすい、病気の絵本。小学館ビジュアルブックシリーズの1冊)を作っている。その取材で知ったのだが、親知らずを移植するという方法があるという。
 奥歯でむし歯などになって、抜かなくてはならなくなった場合(もちろん1本)、普通は抜けた歯の両端を橋桁にしてブリッヂを造ることになるが、親知らずがあれば、それを抜いて移植する方法があるのだそうだ。
 自分の歯だけに拒絶反応も少なく、根付くし、立派に役割を果たす。10年ぐらいは持つとのこと。親知らずを抜くのもつらいが、ブリッヂは、両端の健康な歯にダメージを与えるので、移植というのはいいと思う。
 歯に関して、ひとこと言っておくと、削らない、かぶせない、もちろん抜かない、これが歯を守り、健康であるための絶対条件である。
 歯については、もっと書く。