ほかに医者はいない

 東京の医師にかかるようにすればいいのだが、お金と時間がかかる。茅野の医師にかかるしかない。山梨県には腎臓の専門医はいないし、長野県にはいるのだが、車で1時間以上はゆうにかかるだろう。となると、そこに比べれば、まだ近いの茅野に行くしかない。
 地方では、医師を選択しようにも医師が少ない。専門医となるとなおさらである。何ごとも大都市中心にまわっていることを実感する。
 最初の印象は、お互いにぎこちなく、スムーズにはいかなかったが、これは少々時間をかけて、コミュニケーションをとっていこうと思った。
 わたしより年下だし、少し教育するつもりで、いろいろと話ながら、やっていこう。
 それしかないのだ。まあ、病院自体は居心地はいいし、会計も早く、予約をするようになったら、待たされることもなくなった。
 さて、これからどのように接していくか。