栄養士に会った

 これまた3ヵ月ぶりで栄養士に会いました。減塩生活を報告している間に、血液検査の結果が出た。結論からいうと、あまり変化はしていなかった。中性脂肪の値がぐんと下がっていたが、それ以外は変化なし。
 栄養士は、血液検査の結果に一喜一憂しないこと。食生活が変化したのは事実だし、そのうちいい結果が出てきますよ、と慰めてくれたが、やはり変化はほしかった。
 以前、ウォーキング中の歩数を記録していたが、歩数が増えるにしたがって、体重がコントロールできるようになり、記録が動機づけになると、いろいろなところに書いたりしたが、食事の変化はまだまだ現れていない。がっかり。
 今回の食事指導で、1日に摂取する塩分量の質問をした。いま、高血圧学会を始め、さまざまな学会で塩分の摂取量を決めようとしているが、おおざっぱにいうと、10g以下の基本で、できれば8g以下にといっている。ちなみに欧米では、6g以下。味噌、醤油といった日本人の食生活に欠かせない調味料を極端に減らすわけにはいかない。日本の食文化でもあるわけで。
 では、質問だが、みそ汁を汁ごとすべて飲んでしまうと、何gの塩分をとったことになるだろう。答えは1g。ナトリウムの含まれている食べものの塩分量は、ナトリウム×2.52で塩分の量が計算できる。たとえば、お米。ナトリウム量は1mg(100g中)。2・52mgグラム。食パンのナトリウムは500mg。食塩は1.3g。
 まあ、こんな話を聞いた。そして、自分の舌で塩分量を知りなさいといわれた。
 みそ汁を基準として、濃い、薄いを判断し、それに量を勘案する。ラーメンなら、汁ごと飲み干せば、軽く3gはいくだろうとか、そんな具合に。
 それにしても、ちょっと計算しただけでも、1日軽く10gはとっているだろう。
 減塩生活はよほど考えてやらないと、思った次第。勉強だ、勉強だ。