100歳まで元気に生きる食べ方5
100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」
- 作者: 白澤卓二
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
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それは鮭。最近は、養殖ものもふえ、季節を問わず、スーパーに並ぶようになった鮭である。わたしたちの食生活になじみの多い食材だが、これが元気に生きるために欠かせない成分を含んでいた。
注目は、鮭の赤い身である。あの赤い身にはアスタキサンチンという成分が多量に含まれている。アスタキサンチンは体の中に発生する活性酸素を除去してくれる。アスタキサンチンは抗酸化物質として非常に強力で史上最強のカロテノイドといわれている。カロテノイドは天然の色素のことだが、緑黄色野菜に含まれている。トマトのリコピンもそのひとつ。その中で、いちばん抗酸化作用が強いのがアスタキサンチンなのである。
体の中で生まれる活性酸素が、細胞を傷つけ、老化を進めるといわれている。サプリメントでも売られているが、食材からとったほうがいい。
そこで鮭。できれば、養殖ものでなく、天然の鮭をとりたい。
老化を防ぐ食卓に鮭は欠かせない。