100歳まで元気に生きる食べ方6

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」

 活性酸素は食べ物がエネルギーに変わるときに発生する。この活性酸素は、60兆個あるといわれる細胞を次から次に酸化して、さびさせる。最近の報告では脳卒中や糖尿病、心筋梗塞狭心症胃潰瘍、胃炎、肝炎など病気のざっと90%は、活性酸素による細胞のさびが原因の一つになっていることが明らかになってきている。
 老化も活性酸素によるといわれている。この活性酸素を除去してくれるもののひとつがカロチノイド。赤い色素である。トマトのリコピン、赤いニンジンなど、赤い色の食べものにはこのカロチノイドが多い。鮭はなぜ赤くなるかというと、オキアミなどを食べているかららしい。
 鮭にはアスタキサンチン以外にも、DHA、EHAも多い。
 わたしもスーパーに行くとつい鮭に手が出る。美味しいし、体にいい。それに値段も高くない。
 食べるなら、まず鮭だ。