100歳まで元気に生きる食べ方8

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」

 食べすぎない。これが長生きの条件だ。
 第2次世界大戦のロンドンのこと。食糧事情が悪く、食べものが圧倒的に少なかった。戦争という大きなストレスもあり、みな健康状態もよくなく、亡くなる人が多いと思われたが、意外と亡くなる人が少なく、長生きする人がふえたという。
 この理由が、カロリー制限。つまり、食べるものが少なかったために、長生きしたのではないかといわれている。
 その後、さまざまな実験が行われ、現在、長生きの条件として認められるようになった。
 しかし、どのくらいのカロリーが適切なのか。それがなかなかむずかしい。腹八分より腹七分ぐらいといわれている。
 食べ過ぎは、メタボリックシンドロームになるし、糖尿病、高血圧の引き金にもなる。
 やせたソクラテスがいちばんか。