100歳まで元気に生きる食べ方12

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」

 長寿遺伝子が話題になっている。マサチューセッツ工科大学ガレンテ教授が発見したのがSIR2という長寿遺伝子。この遺伝子は、酵母で見つかり、次に線虫、その次にマウス、そして人にもあることがわかった。
 この遺伝子が寿命をコントロールしているのだが、誰にもこの長寿遺伝子があり、長生きしている人はこの遺伝子が活発に働いている。
 長寿遺伝子を活性化するには、その人の環境、つまり食事だったり、体をどのぐらい動かしているかが、関係している。
 長寿遺伝子のスイッチを入れるとは、自分の環境を変えることで、生活習慣病の克服にもつながる。
 生活習慣病にならないことが長生きにつながることは間違いがない。ちなみに、糖尿病になってしまった人で100歳を超えた人はいないそうだ。
 長寿遺伝子があれば、「死の遺伝子」もあるのでないかと、研究し、それが発見された。見つけたのは日本人。東京理科大学の田沼靖一教授。細胞が自ら、生体の維持のために死んでいくアポトーシス。それを起こす遺伝子があったのだ。
 この話題は、もう少し詳しく紹介したい。