死に方講義4

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 妻に、夫に、子どもたちに、感謝して、感謝して、最後を迎える。
 最後まで、死にたくない、死にたくない、と生に執着して、終える。
 それもこれも、人の死にようである。
 自然と、感謝の気持ちがわいてきて、一生を終える。
 そんなふうに生きたいと思っているが。
 
 それまで、体をいとおしむ。心をいとおしむ。
 自分の体、心だけではなく、人の体を心を。