インスリンの謎を解きたい

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 京都でずっと読みたかった『生物と無生物のあいだ』を購入。帰りの列車の中で読みふけったが、名古屋からの中央線の揺れがひどく、疲れてしまった。この本はネットで火がつき、売れているという。『100歳まで…』もそういかないだろうか。
 さて、インスリン。前回はインスリンの濃度の話しをしたが、今回はインスリンの効きについて。インスリンが出ているのに血糖値が下がらない場合、インスリンの効きが悪いというが、専門的にはインスリンの抵抗性が高いという。血糖を下げるのに、ある人はインスリンが少なくても下がり、ある人はインスリンの量が多くないと下がらない。後者の場合がインスリンの抵抗性が高い。
 インスリンの「出」が悪くなる糖尿病、インスリンの効きが悪くなり、たくさん必要となる糖尿病があるというわけ。両者は絡み合っているのだが、分けて考えたほうがわかりやすいので、このような表現にした。
 メタボリックシンドロームで問題になるのは、インスリンの効きが悪いタイプ。
 インスリンの効きをよくするためにはどうすればいいのか、それがいま話題になっている。その内容は、次回に。