人工呼吸器をはずすとき
むし歯・歯周病 もう歯で悩まない (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)
- 作者: 花田信弘/井田亮/野邑浩美
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
自発的に呼吸ができない状態がどのくらい続くのか。それが問題だ。一時呼吸ができなくなり、いわば緊急処置として装着される場合、いずれはずすときがやってくる。
ところが、自発的に呼吸ができるのがいつなのか、わからない場合でも、人工呼吸器をつけようと医師はする。
そのときに、患者の状態を医師は説明し、人工呼吸器の必要性をも説明するだろう。しかし、問題となるのは、自発的に呼吸できるのはいつなのか、それが説明されない場合である。医師にもわからない場合である。
呼吸ができないから、人工呼吸器をつけておきましょう、という判断である。
このときに、自発的に呼吸できるのはいつなのか、を聞いてみる必要がある。
人工呼吸器をつけるのは、さまざまな状態があるので、それをきちんと理解しておくことが大切だ。
くも膜下出血などを起こし、意識もなく、患者自身が判断できない場合、こういう自体を想定して、前もって家族と話し合っておく必要がある。
わたしは、回復不能といわれた場合、人工呼吸器はつけないでほしいと、家族にはいっている。判断するのは家族だが、わたしの意思はここにある。