自宅で血圧を測るメリット
血圧を下げる―薬を飲まないで高血圧を治そう (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)
- 作者: 渡辺尚彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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この自動血圧計を20年以上つけて、血圧の記録しているのが、この本の著者、渡辺尚彦さん。ギネスブックに登録されているらしい。
血圧は1日の間でかなり変動している。日によっても変動している。特別な日は朝から、血圧が高いことだろう。
さて、自宅で血圧を測ると、病院で測ったときより高く出ることはないだろうか。
もし、これが朝測ったときに、高い場合、早朝高血圧という状態かもしれない。
早朝高血圧が怖いのは、夜寝ている間ずっと血圧が高い可能性があるからだ。夜の間ずっと血圧が高い状態が続くと、心筋梗塞や脳卒中といった、命に関わる病気に襲われる確率がぐんと上がる。
心筋梗塞を起こす時間帯を調べると、朝の6時から10時の間がいちばん多い。これは夜間高血圧のためだ。
朝血圧を測って、135/85以上なら、担当の医師に相談してみることだ。
血圧の薬は1日24時間効果が持続するが、患者さんの体質、薬などとの相性、患者さんの生活によって、持続しない場合がある。末梢血管を拡張する薬に多いという。
薬が効いていない場合がある。このときは、薬を変える、飲む時間を変える、薬をふやすなどが必要になってくる。
早朝高血圧と思われたら、ぜひ担当医に相談を。