原稿の書き直しも終わりつつあり…

 11月に朝日新聞社より、白澤卓二先生の本が出ます。この本の構成、執筆をしました。ゴーストライターという奴ですね。ゴーストではなく、実態はここにいます、なんてね。
 先生のご指名で書かせていただいたのですが、科学者が書いた文章をわかりやすく書くだけでなく、遺伝子の謎を解くというイメージで書こうとしたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
 この本を制作している朝日新聞の人と話したのですが、『生物と無生物のあいだ』という福岡先生の本が売れています。この本の内容は優しいものではないのですが、なんといいますか知的好奇心をかき立てられるような感じがして、読んでいて次はどうなるのかと気になり、DNAなど、普段あまりなじみのない世界の話なのに、本当に引き込まれてしまいました。
 文章がうまいことが第一ですが、やはり知らないことを知るというのは楽しいなと思いました。白澤先生の本でも、ここに視点を置いて、書き進めたのですが、なにしろあまり文章力がないので、謎解きのおもしろさが味わえるところまでいったか、とても気になります。
 本のタイトルなどが決まり次第、発売が決まり次第、このブログで紹介しますので、秋の夜長に長寿遺伝子の世界を楽しんでくださいませ。