明けまして おめでとう ございます

 ようやく自宅に戻った。昨年の暮れからカミサンの実家で義理の父といっしょに正月を過ごしてきた。93歳になる義父はふだん義理の姉夫婦と同居している。毎年正月にはこちらにきて過ごしていたが、高齢で動作も鈍くなってきているので、ここまでくるのが心配で、義父をひとりにしておくこともできず、義父の家に行くことになった。姉夫婦は、ここ数年義父をおいて自分たちの別荘に行く。もうひとりでおいて行くのはちょっと無理と思われるが、長年の習慣をあらためるつもりはないらしい。正月ぐらいのんびりしたいのだろう。
 以前もこのブログで書いたが、高齢になっても自分の人生をきちんと生きている人がいる。しかし、多くの高齢者は家族などの介護によって生かされている。義父は、日常生活を自分の力で送ることはできるが、やはり会話がむずかしくなってきている。
 ふだんから、姉夫婦と会話を交わしていればいいのだが、相性が悪くほとんど話をしていない。そのためと思われるが、なかなか話ができなくなっている。
 百寿者といわれる人たちは、おそらくふだんの生活でもいろいろな人と会話をかわし、話すことになれているのだろう。日常の生活がやはり重要とたいへん思った。