私は感覚派なんだって

 カミさんがまぶたの手術をしたので、その後の抜糸につきあい、現在作成中の本の打ち合わせをしてきた。
 カミさんのまぶたの手術をした先生の本を出そうとしている。まぶたは本当におもしろい器官で、それを紹介するのだが、まさに意外意外の連続、そして、話を聞いているとすべてつじつまが合ってくる。まぶたの本はぜひみんなに読んでいただきたい。
 さて、そのときに効き目の話になった。効き目は、指で円をつくって景色を見てみよう。両目で見た景色と同じものが見える方が効き目で、効き目でないほうが少し景色がずれて見えるはず。
 私は効き目が右目なのだが、効き目が右目の人は右脳派なのだそうだ。顔の右左は脳の右左と同じで、体のように脳と左右反対に交差することがないらしい。
 右脳派はどちらかいうと感覚を重視するタイプ、左脳派は論理的な思考をするタイプと分けられる。
 外科医のほとんどは、右脳派だそうだ。ちなみにカミさんは左脳派で、私はカミさんが右に(右目で見る)にいてもらったほうがいい。カミさんは私を左に置いておくほうがいい。ふたりで歩くときにはたいへん都合がいい。
 そんなわけで、まぶたの本もあと少しで手離れする。ゲラのチェックだけになれば、校了も間近。2月に3冊本が出せる案配になってきた。少しほっとしている。