期限を切って立ち向かうこと

 富士見高原病院で分娩ができるようになるというニュースを紹介しているが、その中で感心したのが、産婦人科医が着任し、分娩ができるようになるまでの期限を切ったことだ。井上院長は、インタビューのなかで2年をめどにと述べている。
 2年をめどに小児科医を探し出し、常勤になってもらうように交渉してきたのだ。その結果はご承知の通り。今年の4月から小児科医が常勤する。
 産婦人科のいない地域は、町が荒廃するという強い危機意識の表れと思われる。
 赤ちゃんが生まれない町、子どものいない町、そんな町は間違いなく崩壊していく。
 日本という国がそうならないためにも、何ができるか。
 しっかり立ち向かって行かねば。