俳句とイーグルス

 いよいよ12月、11月もいろいろなことがあったのだが、ブログでは書きたくないことばかり。
 本当は書いて残しておかなければいけないのだが、書く気になかなかならなかった。

 そんなとき、友人がライブに誘ってくれた。
 ギター、ベース、キイボード、パーカッション、それにボーカルの編成で、おもにビートルズとクラプトンを聞かせてもらった。
 ビートルズとクラプトンの間で、イーグルスの『デスペラード』が流れてきた。
 リーダーが、この曲は北朝鮮に拉致されていた蓮池さんが好きな曲で、北朝鮮でよく聞いていたそうですというエピソードを紹介。
 歌詞の中に、長い間フェンスの上に立っているな、という下りがある。フェンスから飛び降り地上に降り立っても、そこには孤独があるくらいだが、フェンスから下りてゲートを開けな、と歌っている(曲解しています)。
 蓮池さんが、どんな気持ちでこの曲を聴いていたのか。そんなこともあって、引き込まれてしまった。
 イーグルスを久しぶりに聞きたくなった。
 元気いっぱいのライブで、わたしも元気をもらいました。ありがとうございます。
 
 そして俳句。
 池田澄子さんという人のつくる句にはまっている。

 生きるの大好き冬のはじめは春に似て
 から、
 じゃんけんで負けて蛍に生まれたの
 や
 ピーマン切って中を明るくしてあげた
 など。

 じつに印象的な句がたくさんある。
 ちょっと元気が出てくる。
 
 いよいよ12月。そして、もうすぐ新年。元気を出していこう、と。