やせるために
カミさんが、お父さんといっしょに暮らしていたときはやせていたのに、と少し嘆いている。面倒を見なければならない人と暮らすのは、けっこう体力も使うし、神経も使う。
そんなわけで、やせていたのだろう。
気を使わなくてすむ(?)わたしと、ふたりだけの暮らしでは、よほど注意していなければ、太ってしまうようだ。
肥満の原稿を書くために、専門書を読んでいたら、太っている人とやせている人では、食べる量がものすごく違うかというと、そんなことはなく、かえって太っている人のほうが食べる量は少ない場合もあるとあった。
では、なぜ太ってしまうのか。
その理由は食べ方にある。
早食い、ドカ食い、まとめ食い。
この三つが肥満の原因になっていることが多いと専門家は指摘する。
早食いといえば、太っている人ほど食べることに時間をかけない。大体、食事時間が10分以内という人は太っている人に多い。
ドカ食いは、まとめ食いと似ているが、それこそおなかがいっぱいではないかと思われるのに、まだどかどか食べてしまう。見事な食べっぷりと感心してはいけない。
まとめ食いは、夜にまとめて食べるタイプ。1日の摂取量を全て夜ですませているのでは、と思うほど、夜に食べる。9時以降でも寝る前でもお構いなし。これでは太る。
となれば、やせるのはむずかしくない。
ゆっくり時間をかけて食べる。
美味しいものを少し食べる。
夜遅く食べない。
できるだけ間食をしない。
これでやせられるはずなのだが。
なかなか体重が減らないのは、やはり少し食べ過ぎか。
腹八分と目指しているのだが、それができていないようだ。
残念(古いか)。