マグネット・ホスピタル続き
以前このブログでマグネットホスピタルについて書いた。
医療従事者だけでなく、患者も惹きつけてやまない病院のことをいう。
わたしの住んでいるところから、少しはなれた病院は、ベッド数が149床の病院だが、常勤の医師が27名。
いちばん近くの市立病院は、ベット数は126床で常勤の医師は6名しかいない。
ベッド数でいえば、わずか23の違い。病院の大きさもほとんど変わらないのに、常勤の医師の数が大変違う。
常勤の医師が少ないというのは、それだけ宿直の回数が多くなる。医師への負担が大きいといえる。
この市立病院で、常勤の医師がひとり辞めることになった。入院患者をもうひとつの市立病院に振り分けはじめている。常勤の医師がひとりいなくなることで、病院の経営がうまくいかなくなる可能性も出てきた。
なぜ、常勤の医師を増やせなかったのか。
どこに問題があるのか。
少しはなれた病院では、常勤の医師を27名も確保できているのはなぜか。
それをきちんと検証する必要がある。
これをしっかりしなければ、再び同じような事態になる。
いま住んでいる地域で、なんとか医療を支えようと思っている。
それには、医師を増やすことが必要だが、それだけではダメだ。
広く、住民の協力も必要になってくるだろう。
できることからはじめていこう。