医師がひとりやめただけで
いまわたしの住んでいる地域は、山梨県の13%に相当するくらい広い地域で、市立病院がふたつある。これだけの広い地域をカバーするには、市立病院がふたつあっていい。
そのひとつの病院で、内科の常勤の医師が退職した。常勤の医師がいなくなったということは、宿直をする内科医がいなくなったということで、入院患者はもちろん、救急医療に問題が起ころうとしている。
もうひとつの市立病院や長野県の県境にある病院に応援を求め、問題を回避している。
内科の病気と思われる救急患者は、それぞれ救援をしてくれる病院へ運ぶように手配されている。
医師の手配をしているが、新たに常勤になってくれる医師を見つけるのは容易なことではない。
外来に関して、市内で開業している4人の医師が交代が診察をするようになり、以前から派遣されていた大学病院の医師もいるので支障はないが、こうした事態が続けば、新たに医師がやめる可能性もある。
そうなると、病院としては立ちいかなくなることは目に見えている。
地元FM局の、わたしの放送でもこの問題を取り上げ、市民の声を集めようと思っているが。
このままでは、確実に銚子市の二の舞になる。
高齢者が多い地域なので、病院がなくなり、ほかの病院へ通うようになったらたいへんだ。
しかし、なくなってみなければ重要性はわからないかもしれない。
市民の支援が重要なのだが。