たまにはリフレッシュ

 というわけで、9月の末に瀬戸内国際芸術祭に行ってきた。
 高松市内に宿をとり、最寄りの小渕沢から列車に揺られて、約6時間。
 
 これは瀬戸大橋を行く車中より。
 高松に着いて、金毘羅さんに詣でようと、琴平電鉄で。この電車が、2両編成で、ゆっくりと高松市内から讃岐平野をゆく。
 琴平駅に着いたときは、すでに4時半。金毘羅さんに詣でる前に、日本最古の芝居小屋金丸座へ。
 
 なかなかすごい。歌舞伎役者の名前に入った大きな提灯がずらり。収容人数は740名というから、その大きさがわかる。
 閉館ぎりぎりだったために、わたしたち二人だけで、花道や舞台に上がり、ちょっと役者気分を味わう。
 毎年開かれる歌舞伎はなぜかJTBしきりだそうで、ご覧になりたい方はJTBに頼むとよろしい。
 さて、金毘羅さんに詣でようと、噂どおりに階段を昇りはじめたが、もうすでに5時は過ぎていて、参道に出ていた店は閉める気配。御本宮まではだいぶある。不信心なわたしたちは、大門であきらめる。大門近くには、資生堂パーラーがあった。予約がなければ食事はできないそうだが、琴平の景色を見ながら、由緒正しい洋食もよかっただろう。
 
 ちょっと気になったトイレの表示。おそらく文字が落ちたのだろうが、残り方が秀逸。これは必見とシャッターを押した。カミさんにはあきれられましたが。
 金毘羅さんの参道を歩いていると、五人百姓という看板を二つほど見掛ける。お店にいたおばあちゃんに由来を聞くと、金毘羅さんの面倒をみる専門職とのこと。わたしたちはだから、由緒正しいのよといわんばかり。そうですか、そうですか、と何も買わずに退散。
 そんなわけで、高松到着日は、金毘羅観光。
 翌日からいよいよ、瀬戸内国際芸術祭。写真をアップするのに時間がかかるので、瀬戸内国際芸術祭は後ほど。