『自宅で死にたい』

『自宅で死にたい』を書きました。反響がありましたので、少し紹介させていただきます。
「自分たちが考えていた最期を軌道修正することにしました」といってくれた友人。
どのような最期を考えていたのか知りませんが、お役に立ったようです。
わたしと同じように、父を自宅で看取った友人は、
「なかなかこころの整理がつかなかったのですが、少し父の気持ちがわかったような気がします」と。
身近な人を失った悲しみから日常を取り戻すのは大変です。
わたしの義父の話から、思い至ったことがあるようです。
「これは非常に大切なこと。友だちにも宣伝してあげるわ」と。
年齢を重ねていくと死も近づいてきます。
覚悟をすることも必要になっていきます。
「『残された日々』という目次を見て、なんだか悲しくなりました」
といってくれた友人は、わたしのことを自分のことのように心配したようです。
ありがとう。
いままで書いてきた本の中ではいちばん反響がありました。
みな切実に考えているのだな、とつくづく感じました。
最期をどのように迎えたいか、また、迎えさせてあげたいのか。
そんなことのヒントになることを願って。
『自宅で死にたい』