『八ヶ岳ジャーナル』で紹介されました

八ヶ岳ジャーナル』という地域紙があります。わたしの住んでいる山梨県北杜市を中心に、新聞購読をされている世帯に、毎月2回折り込まれています。無料です。地域の企業などから広告を集めて、運営してされています。山梨県にも山梨日日新聞という地方紙もありますし、もちろん全国紙を購読することができます。しかし、身近な市議会の様子、市内で行われたイヴェント情報など、地域ならではの詳細な情報を発信してくれません。『八ヶ岳ジャーナル』には、こうした地域の情報がたくさん掲載されます。当たり前ですが、すべて『八ヶ岳ジャーナル』の記者が直接取材したものです。地方紙や全国紙では、なかなか取り上げない、地域情報にあふれた新聞です。このような地域密着の新聞は、たいへん珍しいと思っています。インターネットなどで情報を集めることができますが、やはり新聞は必要です。高齢者が多い地域では、こうした地域新聞の役割が強くなっていくと思います。この『八ヶ岳ジャーナル』で自著が紹介されました。北杜市以外でも購読されている方もいらっしゃるようですが、ご覧になれない方に紹介させていただきます。



自宅での最期を考える
死はすべての人に対して平等に訪れる。自らの余生をどう考え、どのように行動すればいいのだろうかー。
自宅で最期を迎えることをテーマに医療ジャーナリストの蒲谷茂氏が、『自宅で死にたい~しあわせな最期の研究〜』(1500円・税別)をこのほどバジリコ株式会社から出版した。
この本は、四六判の244ページで、自宅で最期を迎えたいと考え、覚悟を決めるまでの経緯や死に対する考え方、自宅で最期を迎えるために必要な準備についてなど、全6章で紹介している。
第1章の「自宅で死のう」では、自宅で最期を迎えることを提案する理由や現在の医療事情をつづり、続く「身近な死からの学び」では、同居していた義父の死をきっかけに、自宅での死を強く希望するようになった経緯や身近な人の死から学んだことを紹介する。
また、「死について思うこと」では、著者自身にがんの疑いがあったことを明かし、友人のがんを通して感じた「死」についてなど、人の最期に関する詳細な内容を伝えている。
さらに、自宅で穏やかに死を迎えるために必要となる、医師や家族の関わり、自ら行動しなければならない事柄にふれている。
蒲谷氏は、「自宅で亡くなるためには、家族の了解や看取る覚悟が必要で、話し合わないといけない。そういうことを考えてほしいと思ったのがこの本を書こうと思った動機です」といい、「意識があるうちに、どういう最期を送るか、いま、残された時間を有意義に使うためにも、考えてほしい」と話している。

『自宅で死にたい』http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E5%AE%85%E3%81%A7%E6%AD%BB%E3%81%AB%E3%81%9F%E3%81%84-%E8%92%B2%E8%B0%B7%E8%8C%82/dp/486238210X