白米至上主義だったのだが

ここで少しわたしの食生活についてふれておこう。
腎臓の状態がそれほど悪くないときは、できるだけ野菜をとるようにしてきたが、もともとあまり好きではなかったので、不足していると思われ、野菜ジュースを1日に1缶とるようにしていた。バナナも消化吸収がよく、カリウムなど血圧を下げるミネラルが含まれているので、ちょっと小腹が空いたというときはよく食べていた。
いまは野菜ジュースやバナナはカリウムが多いので、まったくとらない。
牛乳は、それほど積極的には飲まなかったが、ヨーグルトは好きでよく食べている。1日1パックは食べているだろう。乳酸菌の研究が進み、さまざまな“効能”がいわれているので、その中で、口に合うものを食べている。牛乳はほとんどとらない。
欠かさず食べるものをあげると、このほかは納豆とみそ汁だ。納豆とみそ汁は朝食の定番になっている。ただし、納豆はついてくる調味料の半分しか入れないが、卵の黄身とネギは入れてよくかき混ぜて食べている。これも1パック。みそ汁も減塩のものを使っているし、野菜は下ゆでしたものを具にしている。
お醤油をはじめ、塩分をふくんでいるものは控えめ。これが原則。外食をすると、舌がいかに塩分少なめ、薄味になれているかがよくわかる。薄味もなれるものだ。ちなみに薄味は1週間もするとなれるという。
魚と肉を1日おきにとるにしているが、どちらかといえば魚のほうが多いだろう。好きといえば、肉のほうだが。
問題は量だが、おなかいっぱいに食べることは絶対にしない。歳とともに少食になっているが、食べる量に関しては少し物足りないというくらいにしている。しかし、外食すると、これもなかなか守れない。
朝はご飯、昼はパン(サラダ、ヨーグルトはこのとき。サラダは茹でたもの)、夜はちょっと品数がふえるだけ。肉か魚料理に野菜料理が二品ぐらい、最近は夜もご飯を食べることもある。
ご飯は、以前は白米一辺倒だったが、いまは十六穀米。
キヌアという知らない穀物を含まれている。アンデスの植物だそうだ。数千年前からつくられている雑穀。
ご飯は白米がいちばんと思っていたが、友人に勧められて食べはじめた。けっこうに美味しい。たんぱく質が制限されるので、糖質や脂質でおなかを満たすことになるが、ビタミンやミネラルが不足すると思われるので、16穀や5穀米にしている。
果物も1日1回、朝食のときだけ。これは時期のもの。果物は好きだが、食べすぎにならないようにしている。果物にはカリウムが多いものが結構あるから。
思いついただけだが、ここに記しておこう。