芸能人でなくても“歯が命”

最近よく思い出す言葉があります。
それは、
『芸能人は“歯が命”』
です。
テレビや映画に出てくる芸能人は、きれいな白い歯をしていなければならない、きれいな歯を保つために必要なのはこの歯磨き剤という宣伝のコピーです。
もともと『芸能人は歯が白い』というコピー案を思いつき、東京都の薬事監査に持っていったところ、「芸能人でも歯がきれいでない人もいるし、正確な表現ではない」と却下されそうになったとき、当時の営業担当がとっさに考え、『歯が命』とし、広告のコピーとして認められたのだそうです。
当時、少し大げさな感じをいだきましたが、いまやまさに、“歯が命”と思うようになりました。
前回のブログで紹介した友人のこともありますが、わたしのような慢性腎臓病(すでに末期の腎不全)を患うものにとって、炎症の原因となるような状態をできるだけなくすことが大切です。
そのためにも、口中の細菌、とくに虫歯菌、歯周病菌を減らすことは欠かせません。
以前も紹介しましたが、歯磨きには20分かけます。
テレビなどを見ながらやっていますが、寝る前には必ず薬用マウスウォッシュを使い、さらにフッ素ジェルで歯を磨き、虫歯菌、歯周病菌を殺菌するようにしています。
この効果は確かで、定期的に歯の検診を受けていますが、歯科衛生士から、歯の汚れがどんどん目立たなくなってきていますといわれます。
歯周病は、年齢とともにふえてくる病気です。
がんや認知症など、高齢になるしたがいふえてくる病気も、歯周病と何らかの関係があるかもしれません。
徹底的に、できるだけ口中を清潔に保つことはたいへん重要です。