ダンボールハウス

先日、ローカルテレビ局で、ダンボールで家をつくるというニュースを見た。


震災の被害を受けた人たちが、体育館などで避難生活を強いられた。
そこにはダンボールの衝立があるくらいで、プライバシーなどは考慮されていない。


緊急事態だから、不自由な生活であっても我慢しなければ、と思い、みな耐え忍んでいた。


そこで、ダンボールを使って家をつくり、
周囲の目をそらすだけでなく、屋根のようなものもある。
狭くて不自由ではあるが、
プライバシーを確保しようという試みである。
ダンボールを組み立てるだけで、特別な道具はまったく使わずに、できあがる。
なかにはベッドが2台と、わずかな生活スペースが。


ダンボールなので、使わないときはたたんでおいておけるので、保管場所もそれほど必要ではない。
確かに、災害時にはこうした段ボールハウスが役立つだろう。



ダンボールを使うものに棺桶もある。
災害時などでいっぺんにたくさんの人が亡くなったときに、
ご遺体を収納する棺桶が間に合わなくなるだろうという発想だった。
そこで、ダンボールで棺桶をつくっておけば、ダンボールハウスと同じように収納に場所をとらない。
ご遺体をそのままにしておくのではなく、ダンボールであっても棺桶に収めることができる。
確か、女性が発案した。


ダンボールもいろいろ使い道がある。