薬の写真を撮りましょう

震災、という災害は、わが国とはきってもきれない。
歴史学者磯田道史さんが、朝日新聞
『現在の地震の発生状況は、17世紀前半に類似している印象を受けます。
まず、東北で慶長三陸地震(1611年)が起きて、津波三陸を襲いました。
その8年後と14年後に、熊本で二つの断層地震が発生。
それから小田原地震(1633年)、という順番で大地震が起きました。
今回は東日本大震災から5年後に熊本に地震が起きました。
断言はできませんが、類似性は指摘できると思います』と述べている。
犬公方といわれる徳川綱吉の時代、いまからおよそ300年前、宝永の大地震が起きている。
じつはその49日後に富士山が大噴火している。宝永の大噴火である。
宝永大地震南海トラフ震源だが、熊本地震阿蘇山が近く、
しかも活火山だけになおさら厳重な注意が必要だろう。



熊本地震は、日ごろから、水や食糧などの備蓄も含め、備えが必要だということを再確認させてくれた。



以前、このブログでも紹介したが、
持病があって、薬を服用している人は、薬の写真を撮っておくことを勧める。
お薬手帳をもちだすことができればいいが、
とっさの場合、お薬手帳を探す間もなく外に出なければなければならないこともある。
いまや必ず持っていくと思われる携帯電話に、服用している薬の写真を撮っておけば、
その薬の名前を思い出さなくても、専門家に提示すれば、必要な薬は手に入るだろう。
少なくともこのぐらいの準備はいますぐにできるだろう。
携帯電話でなくても、薬の写真を撮っておいて決して無駄ではない。