痛み止めを使う

下腹部の痛み止めをもらいに病院に行った。
この痛み止めは、腎不全の人によく使われるもので、胃腸障害を起こさない。
授乳している人、小児にも使われるもので、副作用が少ない。
痛み止めは、あまり積極的にはとりたくないが、この薬はそれほど大きな問題がないようだ。
腎臓に負担をかけることはほとんどなく、透析をしている人にも使える。


痛み止めは、かなり強力なものもあり、それなりに副作用もある。
わたしのような腎不全の患者には、使えないものが結構ある。
安心して使えると知っていても、やはり躊躇があった。
しかし、痛みは日常生活を著しく阻害する。
何より気力が衰える。
そこで、少し積極的に使うようにした。
痛みが起こったときに、頓服的に使っていたのだが、食後服用することにした。
痛みはずいぶん軽減された。


ところで、この痛みの原因だが、がんの手術によるものではないと思われる。
がんの摘出手術を受けた後、一か月ぐらいたったころだが、ほんの小旅行をしている。
孫のお宮参りを兼ねて、一泊で鎌倉に行ったのだが、そのときはまったく痛みはなかった。
夕食に少しお酒も飲んでいる。


再発が疑われ、放射線治療を受けたが、直接の副作用である排尿痛などはなくなったが、
透析液をためる腹膜に障害を起こした可能性がある。
痛みは、放射治療後に起きている。
放射線による障害が完全に回復するまで、人によって半年以上かかるという。
わたしの場合は、それかもしれない。
放射線治療だけなら、痛みという問題は起こらなかったと思われる。
毎日透析を2回入れるので、それは回復を遅らせているのかもしれない。
時間がいずれ解決してくれるだろう。
いまは痛み止めを使って、快適に過ごすようにしたい。
わたしが使っている痛み止めはカロナールである。