歯は磨くのではない

わたしの歯磨き法を述べておきたい。
磨くのは1日に2回、朝と夜である。
朝は朝食後。起きてすぐに歯を磨く人もいるようだが、食後でなければ意味がない。
ただし、食事をしたあとすぐには磨かない。
食べたものによるが、口の中が酸性に傾いているので、食後すぐに磨くと歯を損ねることがあるからだ。
だいたい20分ぐらいたってから、少し歯磨き粉をつけて磨く。磨く時間は5分ぐらいだろうか。
しっかり磨くのは、夜だ。
わたしはお風呂に入ってから寝るのが習慣だから、お風呂に入る前に徹底的に磨く。
朝は、歯磨き粉を使うので洗面台の前で歯を磨くが、夜はリビングのソファに座って磨く。
しっかり磨くときは歯磨き粉を使わないので、口元から歯磨き剤がたれることがない。
だから、ソファで磨いても大丈夫。テレビを見ながらでもできる。
手鏡をもって歯ブラシの先がきちんと磨くところに届いているかを確認しながら磨いて行く。
このときは、普通の硬さの歯ブラシを使う。
次に、フロスを使って歯と歯の間、歯と歯茎の間の汚れをとる。
それから、先のとがった歯ブラシを使って、奥歯の裏側など、普通の歯ブラシでは届かないところを磨く。
歯間ブラシで歯と歯の間の汚れをとるが、汚れはほとんどついていない。
そして、洗面所に行き、コンクールという薬用マウスウォッシュを1、2滴コップにたらし、口の中をよくすすぐ。
最後に、フッ素剤を歯ブラシに塗って歯の表面に塗りつけ、口をすすいで終了。
夜の歯磨きは、20分ぐらいかけて行う。
夜寝る前に、口の中の細菌をできるだけ減らすことを心がけている。
歯を磨くと述べてきたが、正確には歯の汚れをとり、虫歯菌、歯周病菌の繁殖をできるだけ抑えるのが目的だ。
口の中をさっぱりするために、磨くというのが目的ではない。

先のとがった歯ブラシ、フロス、フッ素剤、コンクールなど。