2016-01-01から1年間の記事一覧

敢えてバリアフリーにしなかった

高齢者向けの雑誌の広告を見ていたら、住み替えの特集をしていた。 人が訪ねてくる家、元気に暮らせる家、住み心地のよい家に変えるための特集らしい。 『健康』『お金』『人との交流』これが老後の最大不安とこの雑誌でいう。 これらのすべてに関係するのが…

ダンボールハウス

先日、ローカルテレビ局で、ダンボールで家をつくるというニュースを見た。 震災の被害を受けた人たちが、体育館などで避難生活を強いられた。 そこにはダンボールの衝立があるくらいで、プライバシーなどは考慮されていない。 緊急事態だから、不自由な生活…

いますぐに効果はありませんが

花粉症、真っ盛り。クシュン、ハクションばかりでなく、鼻水、鼻づまりで息苦しく、さらに涙が出たり、かゆかったりと、花粉症の人にとって、春はいちばん嫌なシーズンかもしれません。 スギの木が少なく、当然花粉も飛ばない沖縄や小笠原に、この時期だけ移…

からだの中で知らないうちに炎症が起きている

父は晩年、人工透析を受けていた。 透析を受けて2年ほどたったころ、血栓ができ、足の血管が詰まってしまった。 透析機器のような機械的なものの中を血液を通すと、血栓ができやすくなる。 父は病院からたくさんの薬を渡されたが、そのすべてを飲んではいな…

「ながら歩き」は怖い

二宮金次郎をイメージした広告を見るたびにふと思い出すことがあります。 それは、昔、中学生のころですが、およそ50年ぐらい前、わたしは学校から家に帰るまで本を読みながら歩いていました。 当時、車の数もそれほど多くなく、歩きながら本を読んでも、…

俳句と短歌と川柳と

わたしは趣味といわれるものをあまり持っていない。 しかし、おもにジャズだが音楽を聴くことは欠かせない。これは趣味か。 それでも、最近、仕事をしているときに音楽を聴かなくなった。 もともと集中力がないので、仕事の時間がつづかない。 それで音楽を…

トイレのふたは何のためにあるのか

いよいよインフルエンザのシーズンがやってきました。 今年は暖冬で、例年より降水量が多く、乾燥状態が続きませんでした。 インフルエンザは、乾燥状態が続き、のどや気管支の防衛機能が低くなると、感染しやすくなります。 例年ではインフルエンザの流行宣…

高知は後光が差していた

高齢者を介護するという光景は珍しいものではない。 わたしたちの年齢になると、親を介護している人がじつに多い。 子どものころから親しいと、当然親のことも知っている。 先日訪れた高知で、「少し認知が入っているけど、昔と変わらないよね」という会話が…

一周忌

昨年2月、息子のお嫁さんのお父さんが突然亡くなられた。 あれから一年、一周忌に高知に行ってきた。 しかし、高知も10年に一度という寒波に見舞われ、予定していた法事を一日繰り上げ、菩提寺で御経をあげてもらい、お墓参りだけをしてきた。 高知にはお…

実家「感」とは

「前のうちより実家感があるね」これは、娘がいま住んでいるマンションにきたときに言葉です。 東京では、戸建に住んでいたのですが、いろいろ事情があって、マンションに住み替え、子どもたち、とくに下の娘にはマンションでの生活のほうが懐かしいようです…

わたくしごとですが。

「お父さんがひとりになってしまって」 昨年のはじめに、結婚することになった息子のお嫁さんご家族と東京で会いました。 向こうのお父さんは、コンテナ船の船長さんで物静か、あまり語らない人でした。 話はもっぱらお母さんがしていました。 中学・高校を…

幸せは人から人へ

あけまして おめでとうございます 『今年の漢字』を選ぶという行事があります。師走にその年のイメージを漢字一文字で表すというものですが、昨年は「安」が選ばれました。 「安」が選ばれて喜んだのは、「安心してください、はいてますよ」という全裸ポーズ…