2015-01-01から1年間の記事一覧

わたしは薬を捨てたりはしない

わたしは、現在8種類の薬を飲んでいる。 血圧を下げる薬が2種類、尿酸値を下げる薬、尿毒症を改善する薬、胃酸の分泌を抑える薬、カリウムの吸収を抑える薬、むくみをとる薬、pHバランスを整えるために炭酸水素ナトリウムである。 クレアチニンが3.9…

紫外線の害から身を守る

日光浴で皮膚に害を及ぼすのは、紅斑という症状が出始めてからである。紅斑とは、わかりやすくいえば日焼けのことだ。 日焼けを起こす前に日光浴をやめれば、害はないといえる。 そこで、国立環境研究のデータでも、日焼けが起こるまでの時間も調べている。 …

骨粗鬆症にならないために

骨粗鬆症になっている人を調べるとビタミンDが不足していた。 骨を強くするには、カルシウムが欠かせないが、ビタミンDをとらないと、カルシウムが骨に吸着してくれない。 ビタミンDをふやす方法としていちばん簡単なのが日光浴だ。 日光浴といっても、と…

ビタミンD不足を補うために

サルコペニアが寝たきりの原因となると述べてきたが、寝たきりになってしまう原因のひとつに骨粗鬆症がある。骨粗鬆症はご存じの方も多いだろうが、骨がすかすかになって簡単に折れてしまう病気である。骨粗鬆症になると、太ももの骨や脊椎などが、転んだり…

筋肉をふやすには

有酸素運動をし、筋肉が休息しているときに、運動によって失ったグリコーゲンをたくわえるために、血液中の糖を大量に筋肉に取り込みます。 このときに、インスリンを使わずに糖を取り込むので、膵臓に負担をかけることなく、血液中の糖を減らすことができる…

筋肉が糖を食べる

サルコペニアについて少し話をしました。筋肉量が減っていく病気ですが、当然筋力も衰えて、転びやすくなったり、骨折しやすくなったりして、寝たきりを招く原因となります。 筋肉を鍛えておく、もしくはふやすことが肝心です。 筋肉をふやすには、いわゆる…

寝たきり老人の93%がサルコペニアだった

サルコペニア、筋肉減少症という病気は、こんなことがきっかけで起こるということを書いた。 運動嫌いが遠因にあり、ちょっとした病気で入院したときに、ほとんどからだを動かすことがなくなり、起こるようだ。友人の母親がそうだった。 昨年の日本骨粗鬆症…

にんげんなんだから

前立腺がんを闘う友だち。『自宅で死にたい』の中でも紹介した友人だが、前立腺がんが見つかったとき、前立腺がんのマーカーであるPSAは2800もあり、すぐに入院、そして去勢手術を行った。男性ホルモンの活動を抑えるのが、前立腺がんの治療には欠か…

サルコペニアとは何だ

寝たきりになって2年が過ぎた。格別どこといって悪いところがあるわけではない。日中は、デイサービスに行っている。もちろん、歩いて行けるわけでなく、送迎の車がくると、施設の人と協力して抱き上げ、車に乗せ、送りだしている。 お風呂は施設で入ってく…

朋輩

朋輩。 息子の嫁さんになる人のお父さんが亡くなられた。 1月の半ばにお会いしたとき、健康診断でもどこも悪いところはない、飲むものといえばビールだけです、とおっしゃっていたのに。 長年内航航路の船長をしていたが、いまは定年になり、船長の補助をし…

アルツハイマー病と歯

誰もがかかりたくない認知症。 この認知症の中でいちばん多いのがアルツハイマー病だ。 原因が解明されていないが、意外なところから、治療法と予防法が見つかるかもしれない。 世界各国からアルツハイマー病に関するさまざまなデータを収集し、信頼できるも…

医者は負け戦ばかり

帚木蓬生(ははきぎほうせい)の『天に星 地に花』を読んだ。 久留米藩に起きた一揆を取り上げているが、大庄屋の次男である主人公が一人前の医師になっていくというストーリーである。 著者が医師だけに、医療に関する警句が数多くあり、それは現代にも十分…

あけましておめでとうございます

あけまして おめでとうございます わたしが、八ヶ岳南麓に家を建てたのが1993年ですから、いまから22年前。住みはじめたのが2005年ですから、今年で10年です。 10年ひと昔とよくいいますが、ようやくここに根を下ろすことができたかな、という…