2007-01-01から1年間の記事一覧

美術館の話を聞いたり、稲の脱穀にいったり

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」作者: 白澤卓二出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 2007/06メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (25件) を見る この本が重版になった。この本は食事が中心だが、白澤先生ご自…

病院祭りつながりで

富士見高原病院の前身は、富士見高原療養所という名称で結核の療養所として知られている。堀辰雄の『風立ちぬ』はここが舞台になっているし、竹下夢二はここで51歳で亡くなっている。 現在の病院の敷地のなかに富士見高原療養所の建物の一部が残されている…

病院祭りに行ってきた

長野県の富士見町にある富士見高原病院の病院祭りに行ってきた。 病院祭りとか病院祭といわれるが、病院が主催するお祭りのあることをはじめて知った。富士見高原病院は、今年で8回目だが、同じ長野県にある佐久総合病院は今年で61回を数え、2日間にわた…

FM八ヶ岳へ収録に行きます

FM八ヶ岳で出演するようになって、はや4ヵ月。メンバーにも登録され、毎週ではないが、水曜日の朝9時から1時間、健康に関する話をしている。歯の話、血圧の話、ぼけの話、腰痛の話、肩こりの話などをしてきた。電波は届く範囲が限られていること、発足…

今日はいいお天気だけど

朝日新聞社から出版される長寿遺伝子の本もようやく校了になり、少しほっとしている。 本日は、FM八ヶ岳の収録の準備と次の企画のコンテづくり、資料収集をする予定。 来年の大型企画は、ひとつはがんだけど、もうひとつ死をテーマにしたシリーズをつくり…

ゲラのチェックをしつつ、企画を考える

朝日新聞社より、11月7日発行になる本のゲラをチェックしている。自分の書いた原稿がゲラになってくると、少しイメージが違って感じる。 今回の本は、長寿遺伝子がどのように発見されていったのか、ということを、本の出だしに使った。長寿遺伝子の発見の…

田んぼつながりで、考えたこと

田植えをしたときはこんな状態。小さな苗があんなに大きくなるとは、稲の力はすごい。 一本の稲に実るお米は、大体盃1杯ぐらいだそうだ。束にするのだが、1束でご飯茶碗1杯ぐらいのお米がとれる。 日本人の主食といえば、お米。そのお米離れがだいぶ進ん…

ツボか、ツブか、どちらかよく聞き取れなかったけど

昨日、稲刈りもいよいよ最終日。 雨が降るという天気予報だったので、急いで稲を刈る。刈った稲を稲架に掛けていく。 稲架のことをこの付近ではウシという。田んぼにウシを立て、稲を掛ける。 ウシに使うのは、できるだけまっすぐな木がいい。これをウシの足…

稲刈りをしつつ山々の紅葉をみた

稲刈りをしている田んぼから、南アルプスが見える。南アルプスの手前にある鳳凰三山もよく見えるだが、鳳凰三山の山頂当たりはすっかり紅葉していた。あの紅葉は、これから山里にゆっくり下りてくるのだな、と思いたいが、実はゆっくりではない。 西に南アル…

昔、雑誌の編集長をしていたころ

10年ひとむかし、ですから、もう完全にひとむかしの話。雑誌の編集長をしていたころ。編集部でつくっている雑誌をすべて隅から隅まで読んでいるのは編集長だけで、担当者は担当ページしか読んでいないことが多く、よく読者から質問がくると担当がいないの…

遺伝子は環境を見ていたということの意味など

動物の寿命は遺伝子によってほぼ決まっているのに、ヒトの寿命は遺伝子によって決められるのは25%ぐらいで、残りの75%は環境によって決まるのだそうだ。 75%は、自分の思うとおりになるということ。長生きしたいと思ったら、環境を整えるしかないが…

動物の寿命は遺伝子によってほぼ決まっている

毎朝、新聞を取りに行きがてら、40分のウォーキングをしている。 唐松、赤松の木立のなかで、桜の葉が紅葉し始めているのを目にする。秋がそろそろ本番だなと思う。早々と散った枯葉が落ちてきている。クヌギの枯葉か。 枯葉はすでに死んでいる。では、同…

稲刈りしつつ、原稿のチェックも受けつつ

毎年といっても3年目だが、今年も稲刈りがはじまった。今日はコシヒカリ、14アール。アールは1反なので、1反4畝という広さの田んぼである。1畝は30坪、1アール、1反は10畝。300坪である。420坪の田んぼの稲刈りである。師匠とふたりでや…

原稿の書き直しも終わりつつあり…

11月に朝日新聞社より、白澤卓二先生の本が出ます。この本の構成、執筆をしました。ゴーストライターという奴ですね。ゴーストではなく、実態はここにいます、なんてね。 先生のご指名で書かせていただいたのですが、科学者が書いた文章をわかりやすく書く…

細胞の死などについて

健康寿命を延ばす 老化を遅らせサクセスフルエイジングを (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)作者: 白澤卓二出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/07/25メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る 細胞の死。大きく分けて2つある。ひとつは外傷…

ちょっとした鎖国論

きちんと論じるには、まだまだ内容を深めていないし、調べなければいけないことがたくさんあるのを承知で、こんなことを考えています。 鎖国。江戸時代の300年の間、鎖国したので、日本人は深化した。絵画、焼き物、家具など、世界に誇れる日本文化は、江…

認知症について。あれこれ

ボケを防ぐ―年のせいの「もの忘れ」と認知症の「もの忘れ」 (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)作者: 須貝佑一出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る FM八ヶ岳で放送する次のテーマ…

歯科医の世界。見たこと、聞いたことなど

むし歯・歯周病 もう歯で悩まない (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)作者: 花田信弘/井田亮/野邑浩美出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/06/21メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (18件) を見る わたしが制作に関係…

あの、ちょっと、沖縄クライシスなどについて

長寿遺伝子の原稿を書いている。遺伝子だけで1冊の本にするには、その研究過程をじっくり書く必要があり、そこはわたしの文化系の頭でなかなか理解することが及ばず、遺伝子の話に加え、どうすれば長生きができるかという話を入れている。 そこで、調べてい…

カスケードについて。知っていることなど

カスケードとは滝のこと。滝にもいろいろあるが、よく公園などにあるもので、滝が何段にもなっているのがあるでしょう。 あれをカスケードという。あんな滝のようなことがからだの中で起きている。それも、ほんのわずかな刺激によって起きている。 たとえば…

からだに入ってくるもの。出ていくもの。

いままで、このふたつをよく考えてきた。入ってくるものは、食べものだったり、ストレスだったり。出ていくものは、汗だったり、排泄物だったり。 いま長寿遺伝子の原稿を書いていて、からだの中で起こるものにも興味を持った。たとえば、酸化。からだの中で…

あなたは1日にどのくらいの塩分をとっていますか

血圧を下げる―薬を飲まないで高血圧を治そう (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)作者: 渡辺尚彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/10メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る この本の中で紹介されているだが、簡易塩分摂取…

何か楽しいことはないかな、などを思いつつ原稿を書く

100歳まで元気に生きる食べ方―頭と体を若くする「スーパー長寿食」作者: 白澤卓二出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 2007/06メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (25件) を見る 長寿遺伝子の話を書いている。ヒト(専門書では人類のことはヒ…

みんな病院へ行けっていうことか

来年度から始まる40〜74歳の新しい健康診断(特定健診)の結果、受診者の5割が医療機関での診察が必要になる恐れがあることが、人間ドック受診データの分析でわかった。 日本人間ドック健診協会(笹森典雄理事長)が8月24日発表した。 国は2008…

自宅で血圧を測るメリット

血圧を下げる―薬を飲まないで高血圧を治そう (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)作者: 渡辺尚彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/10メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 24時間自動的に血圧を測ってくれる優れものの…

実は血圧の話をしているのです

[rakuten:book:11536988:detail] 昨日は、はじめて健康・医療と関係のないことを書いた。人との出会いと別れが、実にいろいろなことを教えてくれるな、と思ったからで、友人の父親の死という別れ、大きい人との出会い、ともに、たくさん教えてくれるものがあ…

突然ですが、大きい人

むし歯・歯周病 もう歯で悩まない (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)作者: 花田信弘/井田亮/野邑浩美出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/06/21メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (18件) を見る が、好きです。いい…

国民医療費が教えてくれるもの

8月24日。厚生労働省は、平成17年度に病気やけがの治療で医療機関に支払われた医療費の総額である国民医療費が前年度(16年度)に比べ1兆178億円増(3・2%増)の33兆1289億円となり、3年連続で過去最高を更新したと発表した。ここ数年…

突然の死について

いままで元気だった人が突然亡くなる。 昨日、友人のお父さんのお葬式に行ってきた。胸部大動脈瘤が見つかり、手術をすることになった。大動脈瘤ができた血管を人工的なものに取り替える手術が一般的だ。人工心肺を使って心臓を止めて手術を行う。動脈瘤がで…

人工呼吸器をはずすとき

むし歯・歯周病 もう歯で悩まない (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)作者: 花田信弘/井田亮/野邑浩美出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/06/21メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (18件) を見る 自発的に呼吸ができ…